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スペインで開催中のFIBAバスケットボール・ワードカップ(旧世界選手権)では現地9日に準々決勝が予定され、優勝候補の米国がスロベニアと激突する。両国は大会直前のテストマッチで対戦しており、米国はスロベニアのアウトサイドからの攻撃を警戒している。
ゴーラン・ドラギッチ(フェニックス・サンズ)擁するスロベニアは、スリーポイントシュートを武器にここまで勝ち上がってきた。一方で、小柄なチームゆえに、インサイドの守備には苦戦を強いられている。米国のマイク・シャシェフスキーHCは、サイズのアドバンテージを生かして勝利を飾りたいと意欲を語った。
テストマッチでは、アンソニー・デイビス(ニューオーリンズ・ペリカンズ)が18得点、ケネス・フェリード(デンバー・ナゲッツ)が14得点を挙げ、サイズで上回る米国が101対71で圧勝。守っては、エースのドラギッチを11本中わずか3本のフィールドゴール(FG)成功に封じ込めた。
ベンチからの得点源として、ここ3試合連続でダブルダブルを記録しているデマーカス・カズンズ(サクラメント・キングス)は、サイズが大きいチームが常に勝つとはかぎらないとし「スロベニアはタフなチーム。サイズの大きい小さいは問題にならないと思う」とコメント。「各自がそれぞれのプレーススタイルを持っていて、僕らのプレースタイルが相手を疲労させたのだと思う。次の試合でも同じように苦しめたいね」と語った。(STATS-AP)