ブラジルがアルゼンチンに47年ぶり勝利 準々決勝進出決める／W杯
2014-09-08
FIBAバスケットボール・ワールドカップ（旧世界選手権）は現地7日、決勝トーナメントの試合が行われ、ブラジルがアルゼンチンを85対65で下して準々決勝進出を決めた。
2012年のロンドン五輪や、世界選手権時代の1998年、2002年、2010年にもアルゼンチンに敗れているブラジルは、この試合でも第1Qは13対21と8点のリードを許す展開に。それでも33対36と3点ビハインドに詰め寄りハーフタイムを迎えると、守備の激しさを増した第3Qに、15対3のランを仕掛けて48対39とリードを手にする。その後はアルゼンチンに付け入る隙を与えず、南米のライバルを相手に1967年大会以来、47年ぶりの勝利を挙げた。
ブラジルはネト（ムルシア／スペイン）がチーム最多の21得点を記録し、マルキーニョス・ビエイラ（フラメンゴ／ブラジル）が13得点、リアンドロ・バルボサ（フェニックス・サンズ）とチアゴ・スプリッター（サンアントニオ・スパーズ）はともに10点をマークした。
敗れたアルゼンチンでは、パブロ・プリジオーニ（ニューヨーク・ニックス）が18得点と気を吐き、ファクンド・カンパッソ（レアル・マドリー／スペイン）が11得点を挙げたが、ルイス・スコラ（インディアナ・ペイサーズ）は9得点に終わっている。
ブラジルは10日、準々決勝でセルビアと対戦する。
