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FIBAバスケットボール・ワールドカップ(旧世界選手権)は現地2日、スペイン・ビルバオでグループCの試合が行われ、米国がニュージーランドを98対71で下し、開幕3連勝を飾った。
2日前のトルコ戦では前半をビハインドで折り返すなどエンジンのかかりが遅かった米国だが、この日はニュージーランド相手に試合をほぼ圧倒。第1Qを27対20で終えると、第2Qには12対0のランで残り約4分の時点で50対29と一気にリードを広げ、後半も反撃の隙を与えなかった。
米国のマイク・シャシェフスキーHCは「非常に手堅いパフォーマンスだった。すばらしい強さを見せてくれた」と、満足感を示している。
アンソニー・デイビスがチーム最多の21得点をマーク。攻守ともにエネルギッシュなパフォーマンスを披露しているケネス・ファリードは、15得点、11リバウンドで貢献した。最初の2戦で17本中14本を成功させているフィールドゴール(FG)は、この日も9本中7本を沈め、目下成功率81%と好調を維持している。シャシェフスキーHCからは、米国代表の“最大で最高のサプライズ”との言葉が贈られた。
このほか、ジェイムス・ハーデンが13得点、ステファン・カリーとクレイ・トンプソンが12得点、カイリー・アービングは10得点をマークした。米国は今後、3日にドミニカ共和国、4日にウクライナと対戦し、ベスト16によるトーナメントが行われるバルセロナに移動する。
一方、0勝3敗となったニュージーランドは、BJ・アンソニーが11得点をマーク。試合前にはニュージーランド伝統の戦闘前の儀式“ハカ”が披露された。(STATS-AP)