米国、トルコに苦戦強いられるも2連勝 選手は慢心を認める／W杯
2014-09-01
W杯に出場中の米国代表は、トルコに苦戦を強いられながらも開幕2連勝を飾った。（写真提供：Getty Images）
FIBAバスケットボール・ワールドカップ（旧世界選手権）は現地30日に予選グループの試合が行なわれ、グループＣの米国代表は、トルコ代表と対戦。5点ビハインドでハーフタイムを迎えるなど苦戦を強いられながらも、98対77で勝利し、開幕2連勝とした。
30日の初戦でフィンランドに114対55と圧勝した米国だが、この日のトルコ戦ではなかなか主導権を握ることができず、35対40と5点ビハインドで前半を終える。それでも第3Q残り3分10秒に59対59の同点に追い付くと、そこから7対1のランを展開。さらに第4Q開始から連続で10点を奪う猛攻を仕掛け、逆転で開幕2連勝を飾った。
ケネス・ファリード（デンバー・ナゲッツ）が22得点でチームを牽引し、アンソニー・デイビス（ニューオーリンズ・ペリカンズ）は後半に19得点をマークした。
ジェイムス・ハーデン（ヒューストン・ロケッツ）は「昨夜の試合が（フィンランド戦）楽なゲームになったので、今夜もそうなると感じていたのかもしれない。しかし、トルコは開始直後からパンチを浴びせてきた」と、チームに慢心があったと振り返った。また、デイビスも「前半はプレーする上での準備が整っていなかったと思う。金メダル獲得を望むのであれば、それは許されない」と、試合への入り方を問題視し、危機感を募らせている。
このあと、米国代表は2日、ここまで未勝利のニュージーランドと対戦する。（STATS-AP）
