元ボクシング世界王者M.パッキャオ、M.ワールド・ピースにラブコール
2014-08-30
元ボクシング世界王者のM.パッキャオが、M.ワールド・ピースにラブコールを送った。（写真提供：Getty Images）
ボクシングの元6階級制覇王者マニー・パッキャオが、元NBA選手でオールスター出場経験もあるメッタ・ワールド・ピースを、フィリピンのプロバスケットボールリーグに勧誘する意向のようだ。現地29日に、米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトが報じた。
ボクシング世界チャンピオンでフィリピンの国会議員も務めるパッキャオは、同国のリーグに新たに加入したキア・ソレントズの選手兼コーチでもある。同サイトによると、フィリピンの地元紙は今週、パッキャオがワールド・ピースを自身のチームに誘うつもりだと伝えた。
『フィリピン・スター』紙によると、パッキャオは2009年にロサンゼルスで行われたミゲール・コット戦の前にワールド・ピースに出会った。ワールド・ピースのことを友人と呼び、チームには優秀な“輸入選手”が必要で、来てくれたらうれしいと語っているという。
ロン・アーテストから改名したワールド・ピースは現在、中国リーグの四川ブルーホエールズに所属している。NBAではシカゴ・ブルズ、ロサンゼルス・レイカーズ、ニューヨーク・ニックスなどでプレー。キャリア序盤には“悪童”と言われ、インディアナ・ペイサーズ時代にはデトロイト・ピストンズ戦でリーグ史上最悪とされる観客を巻き込んだ乱闘事件を起こした。
パッキャオは、身長168センチとバスケットボール選手としては小柄だが、大のバスケットファンで、故郷のフィリピン南部の農村地区にコートを作り、地元の人たちと時々プレーを楽しんでいるという。
