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ミネソタ・ティンバーウルブズのオールスターパワーフォワード、ケビン・ラブをクリーブランド・キャバリアーズに送る大型トレードが、現地23日に成立する見通しだ。キャブスには今夏、スーパースターのレブロン・ジェイムスが復帰しており、さらにラブを獲得することで一躍イースタン・カンファレンスの本命に躍り出ることになる。
ラブ獲得の見返りとしてキャブスからウルブズに送られる今年のナンバーワンルーキー、アンドリュー・ウィギンスは、ABAとNBAが合併した1976年以降、指名を受けたチームで1試合もプレーしないままトレードされる2人目のドラフト全体1位指名選手になる。1人目は、1993年のドラフト当日にオーランド・マジックからゴールデンステイト・ウォリアーズにトレードされたクリス・ウェバー。
フィラデルフィア・セブンティシクサーズを第3のチームとする三角トレードでウルブズは、キャブスからウィギンスと2013年ドラフト全体1位のアンソニー・ベネット、シクサーズからベテランフォワードのタディアス・ヤングを獲得する。
シクサーズは、キャブスからマイアミ・ヒートの2015年ドラフト1巡目指名権、ウルブズからアレクシー・シュベド、ルーク・バー・ア・ムーテを獲得する。
NBAの規約上、新人契約後30日間はルーキーをトレードできないため、23日まで正式発表をすることはできない。(STATS-AP)