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クリーブランド・キャバリアーズの昨季ドラフト全体1位指名、アンソニー・ベネットは現地18日、噂されているトレードについては心配しておらず、来季の準備に集中していると語った。
昨年と今年のドラフト全体1位指名である、キャブスのベネットとアンドリュー・ウィギンスは、オールスターフォワードのケビン・ラブとの交換トレードでミネソタ・ティンバーウルブズに送られる見通しとなっている。早ければ、ウィギンスのトレードが解禁となる今週末にも、取り引き成立の可能性がある。
同日から始まった、NBA主催のアメリカ大陸チームキャンプに参加したベネットは、前週インタビューに応じたウィギンスと同様、トレードに関する取材陣の質問をかわし「どこのチームでプレーすることになっても、自分にとってはそれほど重要ではない。僕はバスケットボールをしたいだけなんだ」とコメント。トレード騒動によって、気持ちが惑わされることはないと語った。
昨季はナンバーワンルーキーながら存在感を示せず、平均4.2得点、3.0リバウンドと期待外れに終わったベネットだが、今オフに体を絞りサマーリーグでは本来の実力をアピール。昨年は多くのことを学んだと話し、来シーズンは強くなって戻ってくると意気込んでいる。
「昨季は自分にとって最高のシーズンではなかった。そのことは認めざるを得ない。でもケガや自分の置かれた状況と闘ってきて、一度もギブアップしようとは思わなかった。常にジムにいたよ」と振り返り、逆境を戦い抜く強さに自信を覗かせている。