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現地1日に行われた米国代表チームの紅白戦で、右脚の腓骨と脛骨を開放骨折するという大ケガを負ったポール・ジョージについて、所属先であるインディアナ・ペイサーズのラリー・バード球団社長とフランク・ボーゲルHCが、完治に太鼓判を押した。
ジョージは紅白戦の第4Q残り9分33秒、ジェイムス・ハーデン(ロケッツ)の速攻からのレイアップシュートを阻止しようとジャンプして着地した際、バックボードの支柱の下部に右脚を強く打ち付け、骨折。翌日に手術を受け、現在は自宅に戻っている。正確な全治期間については明らかにされていないが、12カ月から18カ月の離脱と目されている。
バード社長とボーゲルHCは11日、同選手は長期離脱となるものの、復帰後はこれまでの姿を取り戻すはずとの確信を医師団が得ているとコメント。医師団から靱帯や腱、関節や神経に損傷はないと聞いていると述べ、不幸中の幸いだったことを明かした。
バード社長は「ドクターとメディカルスタッフ、ポール次第ではあるが、彼を不快な状況に追いやることは絶対にしない。彼がプレーでき、元気でコートに立てるようであれば、プレーさせる。60%、70%のコンディションだとドクターが言うなら、プレーはさせない」ともコメント。医師団は同選手の今季中の復帰を諦めていないと述べながら、ジョージを急がせるつもりはないとも語った。
ボーゲルHCは、ジョージについて現在はギプスが外れ、松葉杖での歩行に入っているが、まだ自動車の運転はできないと状況と説明。その上で「彼の精神状態は非常に良い。年内はプレーできないことに苛立ちを感じているし、これから辛いリハビリを経ることになる。しかし、完全復帰が見込まれるということが彼の励みになっている」と述べている。(STATS-AP)