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現地14日、今月末にスペインで開幕するFIBAバスケットボール・ワールドカップに向けた米国代表チームの練習で、サクラメント・キングスのデマーカス・カズンズが右ひざを傷めたことがわかった。幸い、重傷ではないという。
カズンズはこの日行われた練習試合で、アンソニー・デイビスとルーズボールを争った際に負傷。痛みに悲鳴を上げてフリースローライン付近で仰向けに倒れ、周囲の人間によってコートから運び出された。カズンズはその後コートには戻れず、右ひざをアイシングしながら練習終了を見守った。
1日にはインディアナ・ペイサーズのポール・ジョージが、代表チームの紅白戦で右脚の腓骨と脛骨を開放骨折するというショッキングな出来事が起きていただけに、カズンズの負傷を受け、チームに緊張が走った。しかしUSAバスケットボールは、MRI検査の結果、同選手のひざは重傷ではないと発表。状況を日々見守るとした。
カズンズと交錯したデイビスは「当然ながら怖かった。彼が倒れ込んだということはもちろん、彼にダイブする格好になったのが僕だったから。申し訳ないという気持ちだ。彼は心から代表メンバーになりたがっているから、無事であることを願う。彼は本当にプレーを望んでいるんだ」と語っていた。
米国代表メンバーは現在、候補者16人が選出されており、30日のW杯開幕を前に12人に絞られる。(STATS-AP)