W杯米国代表チームにR.ゲイが追加招集
2014-08-09
今月末からスペインで開催されるFIBAワールドカップ・バスケットボールの米国代表チームに、4年前の世界選手権で金メダル獲得に貢献したルディ・ゲイ（サクラメント・キングス）が追加招集された。
代表候補が相次いでワールドカップへの出場を辞退する中、現地7日にはケビン・デュラントも欠場を発表。ゲイはすぐにUSAバスケットボールの責任者であるジェリー・コランジェロ氏に連絡し、同氏とマイク・シャシェフスキー代表監督側に興味があれば、チームに合流できると伝えたという。
コランジェロ氏は8日に声明を出し「彼には並外れたスキルがあり、代表経験もあることから、我々2人ともに価値ある補強になると考えた。彼は2005年以来、米国チームに不可欠なメンバーで、2010年の世界選手権でチームを金メダル獲得に導いた功労者でもある」と述べた。
ゲイは、2010年世界選手権の全9試合にベンチから出場し、平均7.0得点をマーク。2012年ロンドン五輪では最終選考で代表入りを逃していた。フォワードのいずれのポジションもこなせることから、デュラントと右脚骨折で離脱したポール・ジョージ（ペイサーズ）の穴を埋めることが期待されている。
ロースターが16名に戻った米国代表チームは、14日からシカゴで合宿を再開。30日の大会開幕までに、最終ロースター12選手が決定される。
追加招集されたゲイは「伝統ある米国代表チームへの復帰にとても興奮している。早くシカゴで仲間と合流したい。金メダルに向けて必死で練習するのを待ちきれない」と語った。
