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サンアントニオ・スパーズは現地1日、オールスター6回出場のポイントガード(PG)、トニー・パーカーと新たに複数年の契約を結んだ。契約内容は不明だが、米国の大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』の第一報によると、契約期間は2015年からの3年間で総額4330万ドル(約44億4000万円)になるという。
パーカーは、地元紙『サンアントニオ・エクスプレス-ニュース』に対し「とても幸せだよ」「生涯スパーズだ!」とコメントし、契約を喜んだ。
フランス出身のパーカーは、19歳のときに2002年ドラフトでスパーズに指名されてからの13シーズンを同チーム一筋でプレー。加入当初は浮き沈みがあったが、その後リーグ屈指のPGへと成長し、ディフェンディングチャンピオンのマイアミ・ヒートを圧倒した昨季NBAファイナルを含め、球団のリーグ優勝全5回のうち4回に貢献した。
5月に32歳となった今でも衰える気配はなく、昨シーズンは平均プレータイム29分で16.7得点、5.7アシストをマーク。また、ルーキーイヤーの頃からのクイックネスも健在。ペイントエリア内に切れ込んでのフローターや急ブレーキからのプルアップジャンプシュートで相手ディフェンスを翻弄し続けている。
スパーズでは、来シーズンに39歳になるティム・ダンカンと先日38歳の誕生日を迎えたマヌ・ジノビリがキャリアの終盤を迎えつつある。グレッグ・ポポビッチHCはベテラン選手のプレー時間を巧みに管理しているが、パーカー、ダンカン、ジノビリの優勝トリオがいつまで一緒にプレーできるかは実際のところ予想できない。(STATS-AP)