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サンズとE.ブレッドソーとの再契約交渉が進まず、溝深まる?
2014-07-31

 フェニックス・サンズと制限付きフリーエージェント(FA)のエリック・ブレッドソーとの再契約交渉が難航しており、両者の溝が深まっている可能性があることが分かった。米スポーツ専門サイトの『The Sports Xchange』が伝えた。

 同サイトによると、サンズはブレッドソーに対し4800万ドル(約49億4000万円)の4年契約をオファーしているが、ブレッドソー側はなおも総額8000万ドル(約82億3000万円)のマックス契約レベルを求める姿勢を崩していない。

 CSNノースウェストは30日、選手とチームの関係は急速に修復できない方向に向かっていると報じている。

 ジェフ・ホーナセックHCは、ブレッドソーをチームの要だとし、今夏の移籍市場でトップ10に入る選手だと述べていたという。しかしその一方でチームは、今オフにサクラメント・キングスから制限付きFAのアイザイア・トーマスを獲得、ドラフト1巡目でタイラー・エニスを指名するなど、ブレッドソーと同じポジションのポイントガード(PG)を2選手追加する動きを見せた。

 昨季最も成長した選手(MIP)に選ばれたゴーラン・ドラギッチも合わせれば、サンズのPGは現在4名。ロン・バビー球団社長は地元紙『アリゾナ・リパブリック』に対し、PG4人体制は一見多いように見えるが、故障者が出た際にチームが後退し、ドラギッチに大きな負担を掛けることとなった昨季の教訓があるとコメント。引き続きブレッドソー引き止めに向けて全力で交渉に臨むと決意をあらたにしたという。

 ブレッドソーは、昨シーズンに膝の手術で長期離脱を強いられたにもかかわらず、平均17.5得点、5.5アシスト、4.7リバウンドとキャリア最高の成績をマークした。ミルウォーキー・バックス、ヒューストン・ロケッツ、ミネソタ・ティンバーウルブズも獲得に興味を示していると報じられている。

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