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ロサンゼルス・レイカーズの新ヘッドコーチに決まったバイロン・スコット氏が現地29日、就任会見に臨み、近い将来の名門復活に自信を見せた。
レイカーズは、約3カ月間に及ぶ新監督探しの末、ショータイム時代にシューティングガードとして3度のリーグ優勝に貢献したスコット氏を招聘。昨シーズン、ロサンゼルスへの本拠地移転以来ワーストの成績を残したチームについてスコット氏は、優勝候補へ復帰するのに長い時間はかからないと力強く語った。
スコット氏は、レイカーズにとっては優勝がすべてと話し「ウェスタン・カンファレンス決勝やウェスタン優勝を目標にしているのではない。(NBAでの)優勝を目指しているのだ。やるべきことはあるが、とても楽しみにしている。私はチャレンジが好きな人間だからね。楽しくなるよ」と意気込みを語った。
会見にはマジック・ジョンソン氏、カリーム・アブドゥル=ジャバー氏、ジャマール・ウィルクスらスコット氏とプレーしたレイカーズOBが集結し、25代目監督の就任を祝福。ジョンソン氏は「レイカーズにお祝いを申し上げます。あなた方はチームの監督としてふさわしい人物を選んだ」とコメントした。
スコット氏は、ニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)、ニューオーリンズ・ホーネッツ(現ニューオーリンズ・ペリカンズ)、クリーブランド・キャバリアーズで監督を歴任。かつてレイカーズ本拠地だったフォーラムのあるイングルウッドで育ち、アリーナに忍び込んではジェリー・ウェスト氏のプレーを見ていたスコット氏にとって、レイカーズの監督は長年の夢だった。(STATS-AP)