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バスケットボールの米国代表候補は現地28日、8月末に開幕するFIBAバスケットボール・ワールドカップに向けラスベガスで合宿を開始。膝の故障を乗り越えたシカゴ・ブルズのデリック・ローズ(25)は、大会出場に向け時間を掛けて準備をしてきたと語り、最終メンバー入りに意欲をみせた。
2011年シーズンMVPのローズは、2度にわたる膝の手術により、過去2シーズンの大半で欠場を余儀なくされた。合宿1日目の2時間の練習では、スクリメージ(試合形式の練習)を9分程度プレーし、自身の体の反応に満足していると語った。
元チームメートで代表候補のカイル・コーバーへは「自分は年を取ってきた」とジョークを飛ばしたローズだが「自分自身、かなり成熟したと感じている。このためにずっと準備をしてきたし、この夏の全てを捧げている。この瞬間のために多くを犠牲にしてきたんだ」とW杯への思いを話した。
米国代表のマイク・シャシェフスキー監督は、ローズのプレーに大満足の様子で、特にディフェンスでのプレッシャーと粘り強さが光ったと称賛した。またUSAバスケットボールのジェリー・コランジェロ代表は、以前と変わらないローズのプレーに「大変驚いた」と述べ、ローズにとって最高のスタートになったと語っている。米国代表とNBAの両方でハイレベルなプレーをする準備ができていることを示唆した。(STATS-AP)