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ボストン・セルティックスは現地17日、同チームのレジェンドであるビル・ラッセル氏(80)が講演中に倒れたと発表。しかし同氏は無事であり、自宅に戻れる状態と発表した。
ビル・ラッセル氏はこの日、ネバダ州のハイアット・リージェンシーで講演会を行っており、ウィルト・チェンバレン氏の逸話を語っていた。現場にいた人物が『AP通信』に語ったところによると、その時壇上のラッセル氏がふらつき出し、そのまま後方へ倒れたとのこと。ただ、ホテルのスタッフらが駆け寄った際、ラッセル氏には意識があったように見えたという。
チームの広報担当者はラッセル氏について、倒れたあと目まいを感じているようだとコメント。それでも、同日中にシアトルの自宅に戻る予定としており、深刻な状態ではないとした。
ラッセル氏は、13シーズンで11度のリーグチャンピオンに輝き、自身も5度のMVPを獲得するなど、セルティックスの黄金時代の中心選手として活躍。1975年に殿堂入りを果たしており、NBA史上最高の選手の一人との評価を得ている。(STATS-AP)