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現地13日、去就に注目が集まっていたフリーエージェント(FA)のカーメロ・アンソニーが、ニューヨーク・ニックスへの残留を正式に発表した。
ニックスとの契約を破棄し今夏にFAになったアンソニーは、ニックス以外にも複数の球団と交渉を行なってきたが、最終的にニックス残留を決断した。アンソニーは自身の公式HP上で“My City, My Heart(自分の街、自分の心)”というタイトルで残留を発表した。
アンソニーはその中で「この球団は僕の力になってきてくれた。お返しに、ここに残留して、この街で、自分のチームを作りたい」「交渉中もずっと、心が揺らぐことはなかった」と、“心のチーム”であるニックスへの忠誠を誓った。
マックス契約となれば、ニックスはアンソニーに5年総額1億3000万ドル(約131億7000万円)ほどを支払うことになるが、アンソニーは、勝てるチーム作りのためであれば、マックス契約でなくてもかまわないと明言。フィル・ジャクソン球団社長は、アンソニーが実際に言葉通りの行動を示したと明かしている。
アンソニーは2011年2月、デンバー・ナゲッツからニックスにトレードで加入。2012-13シーズンに得点王、昨季はリーグ2位の得点をマークした。(STATS-AP)