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マイアミ・ヒートからフリーエージェント(FA)になったクリス・ボッシュが現地11日、5年総額1億1800万ドル(約119億5000万円)のマックス契約でチームとの再契約に合意したことが、2人の関係者の話で分かった。
ヒート残留の意向を繰り返し示していたボッシュは、レブロン・ジェイムスの退団が決まった後もその考えを変えることなく、チームとの再契約に合意した。契約書へのサインを済ませたかは不明。ボッシュは来週まで、ガーナに滞在とする予定となっている。
ヒートでは、チームからFAになっていたレブロンが同日、古巣のクリーブランド・キャバリアーズへの復帰を発表。2010年の結成から4シーズン連続でNBAファイナルに進出し、チームを2度の優勝に導いた“ビッグスリー”が正式に解体された。
ヒートはレブロンの移籍発表の後、この夏の優先事項のひとつであったボッシュとの再契約をまとめ、残りのビッグスリーの1人の引き止めに成功。もう1人のドウェイン・ウェイドとは11日、新たな契約の交渉を行った。ヒート一筋11年のウェイドは10日のインタビューで、「自分がどこへ行くか分かっている」とコメントしている。
オールスターのボッシュは、昨季は平均16.2得点、フィールドゴール(FG)成功率52%をマーク。レブロンの移籍により、今後はシュートの機会がさらに増えることが予想される。プロ11シーズンの通算成績は平均19.2得点。(STATS-AP)