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オーランド・マジックが現地7日、フェニックス・サンズからフリーエージェント(FA)になったフォワードのチャニング・フライ(31)と3200万ドル(約32億6000万円)の4年契約で合意したことが関係者の話で明らかになった。
フライは契約最終年となる来季680万ドル(約6億9000万円)の契約を破棄し、サンズからFAになった。NBAのFA規定により、契約書へのサインは7月10日以降となる。
心臓肥大の治療で2012-13シーズン全休を余儀なくされたフライは、昨シーズン復帰を果たし、全82試合で先発出場。平均11.1得点、5.1リバウンドと完全復活をアピールした。ビッグマンながらアウトサイドからのシュートが武器で、昨季はスリーポイントシュートを432本放ち、成功率37%をマークした。
フライには、ベテランとしてのリーダーシップに加え、ジャミーア・ネルソンとアーロン・アフラロが抜けた分の、得点面での穴埋めも期待される。
ドラフト中心のチーム再建で若返りが進んでいるマジックは、今夏はドラフト当日にアフラロをトレード、先週はネルソンを解雇するなど、若年化に拍車が掛かっている。ロブ・ヘニガンGMは当初、若手とベテランのバランスが取れたロスターで再建を進めていくと語っていたが、現在11名の選手がキャリア3年以下となっている。(STATS-AP)