Not Found
ミルウォーキー・バックスの新指揮官に就任したジェイソン・キッドHCは現地6日、チームのツイッターアカウントを通じて、新天地のファンに向けてメッセージ送り「これほど望んだ場所はない」と、バックスへの思いを語った。
キッドHCは昨季、指導者転身1年目ながらブルックリン・ネッツを率いてレギュラーシーズン44勝38敗をマーク。チームをプレーオフ・カンファレンスセミファイナル進出へと導いた。キッドHCは来季に向け、ネッツでより大きな権力を手にすることを要求したが、球団側がこれを拒否。ネッツは2つのドラフト2順指名権と引き換えに、キッドHCをバックスへと放出した。
バックスと3年総額1500万ドル(約15億3000万円)の契約を結んだキッドHCは「ここ数日間、私は『なぜバックスなんだ?』と自問自答してきた。答えはシンプルなもので、これほど望んだ場所はないというものだった」「NBAの選手キャリアの20年以上において、私は常にバックスのファンの、いい時でも悪い時でもチームを支えるサポートに感銘を受けてきた」と、ファンの存在を就任の理由の1つに挙げた。
キッドHCはまた「ロースターには才能溢れる選手たちがいて、ミルウォーキーで成功するべく情熱を持ったオーナーたちがいる。そして偉大なファンがいる。我々はここで特別なことを成し遂げようとしており、バックスの新たな時代を先導できることを、私は誇りに思っている」と、意気込みを語った。(STATS-AP)