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ブルックリン・ネッツは現地2日、ミルウォーキー・バックス新監督に就任したジェイソン・キッドHCの後任として、元メンフィス・グリズリーズ監督のライオネル・ホリンズ氏と基本合意した。就任会見は7日に行われる。
キッドHC退団からわずか2日後の素早い決断となった。ネッツは30日、バックスにキッドHCを送り、見返りとして指名権2つを獲得。ビリー・キングGMらは、ホリンズ氏と30日、1日と2日続けて面談し、合意に至った。契約の詳細は公表されていない。
なお、バックスは2日にキッド新監督の就任会見を開いている。
ホリンズ氏は声明で「この機会を与えてくれたネッツのオーナーとビリーに感謝している。ネッツの文化の一部になり、さらなる成功に貢献することを楽しみにしている」と語った。
ホリンズ氏は2012-13シーズン、グリズリーズをレギュラーシーズン56勝に導き、プレーオフではウェスタン・カンファレンス決勝に進出。しかし新オーナーらが契約更新をせず、シーズン終了後にチームを去った。昨オフのネッツの監督選びの際にも、候補者として名前が上がっていた。
強固な守備システムの構築に定評があり、グリズリーズでの最後のシーズンは平均失点89.3点とリーグ最少を誇った。グリズリーズ歴代監督として最多勝利となる通算214勝201敗をマークしており、3シーズン連続のプレーオフ進出も果たした。
ベテラン中心のチームを率いることになったホリンズ氏だが、ケビン・ガーネット、ポール・ピアースが来季も戻り、ブルック・ロペスとデロン・ウィリアムスが手術から回復すれば、自身の戦術がうまくはまると目されている。(STATS-AP)