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ワシントン・ウィザーズからフリーエージェント(FA)になったセンターのマーチン・ゴータットが現地1日、5年総額6000万ドル(約61億円)でチームとの再契約に合意したことが情報筋の話で分かった。ただし、NBAの規約により、7月10日までは契約にサインすることはできない。
ウィザーズは、2008年以来のプレーオフ進出を果たした昨季のチームの功労者を残留させることを今夏の優先事項としており、前月にはランディ・ウィットマンHCと契約延長。前週は控えポイントガードのアンドレ・ミラーの来季残留が決まり、FA交渉解禁当日にゴータットとの再契約合意を取り付けた。
ゴータットは1日、自身のツイッター上で「ワシントンがホームになると言えることを誇りに思う」と、再契約を喜んだ。
30歳の“ポーリッシュ・ハンマー(ゴータットの愛称)”は昨季開幕前の5選手が絡むトレードでフェニックス・サンズから移籍。インサイドで存在感を発揮し、バックコートのジョン・ウォールとブラッドリー・ビールを補完、またフォワードのネネの負担を減らし、プレーオフ進出の大きな原動力となった。
昨季は81試合に出場し、平均13.2得点、チームハイの9.5リバウンドをマーク。コート外でも、ロッカールームのリーダーとしてチームを引っ張った。
ウィザーズの次の目標は、チームナンバーワンのスリーポイントシューターで守備の要のトレバー・アリーザとの再契約となる。(STATS-AP)