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クリーブランド・キャバリアーズのエース、カイリー・アービングが現地1日、チームと5年間の契約延長に合意した。契約条件は公表されていないが、9000万ドル(91億4000万円)の上限いっぱいの契約だと複数のメディアが報じている。
移籍を希望しているとの噂につきまとわれたアービングだが、今回の合意でキャブスであと6年間プレーすることが決定。ツイッターを更新し、「このクリーブランドで今後もずっとプレーできる!!! 興奮しているよ!!」「最高にワクワクしているし、スペシャルなものの一部でいられることに感謝している #ClevelandKID」と喜びをつづった。
またオーナーのダン・ギルバート氏も、1日真夜中にフリーエージェント市場が解禁となってからほどなくして「カイリー・アービングの今後6年間のクリーブランドでの活躍を楽しみにしている」「(現状は)握手をかわしただけで、契約は10日に結ぶ予定。これ以上エキサイティングなことはない」とコメントし、合意を報告した。
アービングの契約延長は、今オフの大型契約第1号となった。NBAの規約により、7月10日までは正式に契約にサインすることはできない。
アービングは、昨季は平均20.8得点、6.1アシストをマーク。2年連続でオールスターに出場し、昨年は大会MVPを受賞するなど、次世代のスターとしての地位を確固たるものにした。その一方でケガも多く、またバックコートでコンビを組むディオン・ウェイターズと折り合いが悪いなど、不安要素もある。(STATS-AP)