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現地30日、ミルウォーキー・バックスの新指揮官に、ブルックリン・ネッツのジェイソン・キッドHCが就任することが明らかになった。
情報筋によると、バックスは指名権とのトレードでネッツからキッドHCを獲得。ネッツは、もともと自チームが所有していた2015年の2巡目指名権を取り戻し、さらにバックスかサクラメント・キングスに属する2019年の指名権を手に入れた。
このトレードに伴いバックスは同日、契約下にあったラリー・ドリューHCを解雇した。バックスは昨季15勝67敗とリーグ最下位に終わったが、今回のトレード話が浮上するまでは、ドリューHCが来季も続投すると見られていた。
監督1年目の昨季にネッツを44勝38敗に導いたキッドHCは、同チームのバスケットボール運営での権力も求めたが、球団側がこれを拒否。ネッツは、キッドHCに対し他球団と面談する許可を与えた。
選手として2002年、2003年にネッツのNBAファイナル進出に貢献したキッドHCは、現役引退直後の昨年6月に監督として古巣に復帰。10月には背番号「5」の永久欠番セレモニーも行われたが、わずか1年でチームを去ることとなった。なお、キッドHCとバックス新オーナーのマーク・ラスリー氏は親友とのこと。
ネッツは、元メンフィス・グリズリーズ監督のライオネル・ホリンズ氏、元デンバー・ナゲッツ監督のジョージ・カール氏、ゴールデンステイト・ウォリアーズ前監督のマーク・ジャクソンなど、実績のある候補者から新たな指揮官を選ぶことができる。(STATS-AP)