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マイアミ・ヒートのクリス・ボッシュは現地29日、残り2年の契約を破棄し、FA(フリーエージェント)となることをチームに告げた。これにより、“ビッグ3”全員が今夏FAになることとなった。
今季3連覇達成を逃したヒートでは、すでにレブロン・ジェイムスに続き、ドウェイン・ウェイドもFAになることを宣言。両選手とともに“ビッグ3”を形成したボッシュも、2選手に続いた。この動きは予想外のものではなく、ヒートは7月1日に開く移籍市場を前に、多額の補強予算を手にすることとなった。
ヒートのパット・ライリー球団社長は「クリスはリーグで最も多彩でダイナミックなプレーができるビッグマンの1人。ここ4シーズンの成功に、キープレーヤーとして貢献してきた」と声明を発表。「クリスと彼の代理人と数日中に会い、これからも長くチームに残留してもらうよう交渉するのを楽しみにしている」と続け、再契約を希望した。
レブロン同様に、ボッシュは来季は約2000万ドル(約20億3000万円)、2015-16シーズンには約2200万ドル(約22億3000万円)の年俸を手にする予定だった。同選手は『AP通信』に対し「ここでのプレーを気に入っている。マイアミだよ。それで十分だろう。誰もがプレーを熱望する場所だ」と語っている。
ボッシュは今季、1試合平均16.2得点を記録した。(STATS-AP)