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マイアミ・ヒートのドウェイン・ウェイドが現地28日、残り2年間の約4200万ドル(約42億6000万円)の契約をオプトアウト(契約破棄)することをチームに伝えた。先日、同じ決断をしたチームメートのレブロン・ジェイムスに続き、ウェイドも7月1日にフリーエージェント(FA)になる。
ウドニス・ハスレムも同日、自身が保持する来季460万ドル(約4億7000万円)の契約オプションを行使せず、FAになることをチームに通知。クリス・ボッシュはまだ検討中だと、同選手の代理人が同日の夕方の時点で語った。
レブロン、ウェイド、ハスレムの3選手がオプトアウトしたことで、ヒートは、支払いが確定していた来季のチーム総年俸を約4500万ドル(約45億6000万円)削減。ボッシュも加われば6600万ドル(約66億9000万円)を減らすことになり、チームの財政が柔軟になることで戦力のグレードアップもしやすくなる。
パット・ライリー球団社長は、「ウェイドは10年以上もの間、チームの土台でだった。我々は、彼が生涯ヒートファミリーであり続けることを望んでいる。ウドニスは11年間チームの心臓部で、この組織の成功のために多くの犠牲を払ってきた。このチームの縮図のような選手だ。近いうちに将来について話し合うことを楽しみにしている」と両選手の引き止めに意欲を見せた。(STATS-AP)