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ドラフト1位のキャブスA.ウィギンスが入団会見、タイトル総ナメ狙う
2014-06-28
A.ウィギンス
2014年NBAドラフトでキャブスから全体1位指名を受けたA.ウィギンスが、入団会見を行なった。(写真提供:Getty Images)

 現地27日、前日に行われたドラフトでクリーブランド・キャバリアーズから全体1位指名を受けたアンドリュー・ウィギンスが入団会見を行い、自分自身への期待値はチームが見込んでいるものと同じくらい高いと語った。

 数週間に及んだ世間での全体1位指名予想とチーム内での議論は、カンザス大出身の19歳のスモールフォワードを指名することで幕を閉じた。垂直跳び112センチという脅威の跳躍力を持つウィギンスは、プロの世界でも高く飛躍したいと意欲をみせている。

 ウィギンスは「オフェンスとディフェンスの両方で即座にインパクトを与え、チームを次のレベルに押し上げたい。いいチームメートでありたいし、この組織にとってプラスとなる選手になりたい」と語った。

 また今後の目標について「オールディフェンシブチーム入りを果たしたい。それからルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)受賞、オールスター出場、そういったタイトルを全て獲得したい」と意気込んだ。

 この発言にデビッド・ブラット新HCもほほえんだが「1年間だけここでプレーさせるために指名したのではない。一回きりで終わりじゃない。彼にはこの先、長いキャリアが待っているんだ」と長期的な活躍に期待を寄せた。

 父親で元NBA選手のミッチェル・ウィギンス氏も息子の晴れ舞台に同席。ヒューストン・ロケッツ時代にコカイン中毒で2シーズンの出場停止処分を受け、NBA選手としてのキャリアに泥を塗った同氏は、今まで背負ってきた重荷を下ろすことができたとし「リーグを去った時の思いから少し解放されそうだよ。これでやっとぐっすり眠れる。最高の瞬間だよ」と息子の1位指名を喜んだ。(STATS-AP)

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