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現地26日、2014年NBAドラフトが開催される。クリーブランド・キャバリアーズは、全体1位指名権を持っており、ロスターを大幅にグレードアップさせるチャンスがある。それは同時に、先日フリーエージェント(FA)宣言をしたレブロン・ジェイムスへのアピールにつながると、チームは期待を寄せている。
今年のドラフトは豊作の年と言われており、全体1位指名権を有するキャブスは、チームを再びプレーオフに導いてくれる将来のオールスター候補を加えることができる。しかし、チームにとってより重要なことは、今夏にFAになるレブロンを1位指名で引き付けることだ。
レブロンは24日、現行の契約を破棄してFAになることを代理人を通じてマイアミ・ヒートに通知した。キャブスは、キャリア最初の7年間を同チームで過ごしたレブロンを積極的に狙いにいくとみられている。
レブロンを納得させるための最初の一歩が、1位指名だ。デューク大フォワードのジャバリ・パーカーか、カンザス大フォワードのアンドリュー・ウィギンスの二択で話し合いが行われている。レブロンはこの数年間、この2選手に注目していた。
報じられているところによると、フロントの意見が割れており、デイビッド・グリフィンGMはパーカーを、オーナーのダン・ギルバート氏はウィギンスを推しているという。しかしギルバート氏は、ツイッターでこれを否定している。
昨季全体1位で指名したフォワードのアンソニー・ベネットは期待外れに終わった。今年はレブロン争奪戦に参戦するだけに、失敗を繰り返す猶予はない。(STATS-AP)