ウルブズ、K.ラブのトレードの見返りはベテラン選手orドラフト指名権？
2014-06-23
現地22日、ミネソタ・ティンバーウルブズのフォワード、ケビン・ラブについて、様々なトレードの可能性が浮上していることが分かった。
2008年に19歳でウルブズに入団したラブは、当時は力強さに欠けて不安を感じさせる選手だったが、6年を経た現在ではリーグ最高のビッグマンの1人に成長。3度のオールスター選出経験を持ち、様々なチームが同選手の獲得を画策している。
ボストン・セルティックス、クリーブランド・キャバリアーズ、シカゴ・ブルズ、デンバー・ナゲッツらがラブの獲得に関心を寄せており、これらの球団は同選手獲得のパッケージの1つとして、ドラフト指名権を差し出す準備があるという。
来季終了後にFA（フリーエージェント）になる権利を持つラブは、今夏の移籍の意志を表明している。そのため、ウルブズのフリップ・ソーンダース球団社長は、ラブを納得させるだけのロースターを作り上げて、同選手の残留を説得するかどうかを選択する必要がある。もし、トレードを容認するなら、ウルブズにはいくつかの選択肢が存在する。
1つは、再建が長期にわたることを避けるべく、ラブを複数のベテラン選手獲得のためのパッケージとして差し出すこと。
もう1つは、ドラフト指名権と引き換えにラブをトレードすることだ。この方法ならセルティックスの持つ第6指名権と第17指名権、もしくはキャブスの第1指名権を手に入れられる可能性がある。（STATS-AP）
