D.ハワード、ロケッツに第3のスター求める
2014-06-19
ヒューストン・ロケッツのセンター、ドワイト・ハワードは、チームが優勝するためには第3のスターが必要との考えを示している。米スポーツ専門サイトの『The Sports Xchange』が伝えた。
ハワードは昨季、2500万ドル（約25億5000万円）以上高額なロサンゼルス・レイカーズとの再契約を断り、ジェイムス・ハーデンとのプレーを求めて4年総額8800万ドル（約89億7000万円）でロケッツに移籍。ロケッツは、2人のタッグによりウェスタン・カンファレンスで上位を狙えるチームとなったが、同サイトによると、ハワードは、エリート選手をあと1人に加えることができれば優勝に手が届くと考えているという。
独創的な思考を持ち、先を見越して判断を下すダレル・モーリーGMも、ハワードと同意見。昨夏の移籍市場で最大の大物だったハワードを獲得したのも、今オフにもう1人スターを呼び込むことを見通してのことだった。
今夏にはニューヨーク・ニックスのカーメロ・アンソニーが23日までにオプトアウト（契約破棄）しFAになることが予想されるほか、マイアミ・ヒートのレブロン・ジェイムスやクリス・ボッシュなどもFAになるオプションを有している。
ロケッツでは、ハワードとハーデン以外のロースター全員がトレード要員候補で、モーリーGMはもう1人のオールスター選手をチームに引っ張ってくるくために、あらゆる可能性を模索する必要がある。
大物獲得への障壁となっているのが、ジェレミー・リンとオマー・アシックの契約。来季はリンが1500万ドル（約15億3000万円）、アシックが約1490万ドル（約15億2000万円）だが、どちらも来オフに契約満了となる。
