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現在マイアミ・ヒートとのファイナル(7回戦制)を戦っているサンアントニオ・スパーズのティム・ダンカンが現地11日、自身の現役引退に言及した。
NBAでのキャリア17年をすべてスパーズで過ごしてきた38歳のダンカン。これまで引退までのプランを発表していないが、その時期が近付いていることは感じているようだ。ダンカンはファイナル第4戦を前に「ここ数年は、自分のキャリアについて考えていた。現役生活の終わりが近いことはよく分かっている」とコメントした。
また、5度目のファイナル制覇を狙うダンカンは来季、年俸1000万ドルをやっと上回る程度の契約オプションとなっており、現役続行できる保証はない。そのため、「これが最後になるかもしれない」と、このファイナルにかける思いを語った。(STATS-AP)