ホーム11連勝中のヒート、第3戦のスパーズの反撃に警戒
2014-06-10
西の王者サンアントニオ・スパーズと東の王者マイアミ・ヒートによるNBAファイナル（7回戦制）は、第2戦を終わって1勝1敗のイーブン。ヒート本拠地のアメリカン・エアラインズ・アリーナに舞台を移して行われる10日の第3戦を前に、ヒートのドウェイン・ウェイドは、シリーズはまだ始まったばかりと気持ちを引き締めている。
シリーズを黒星でスタートしたヒートだが、第2戦は98対96で勝利。プレーオフでは11連勝中のホームに戻り、第3戦、第4戦を迎える。3連覇に向け勢いが付いたとも見えるが、ヒートの選手たちは9日のオフを返上。第2戦のプレーをビデオで振り返り、スパーズの反撃に備えた。
ウェイドは、ヒート以上にプレーオフの精神的チャレンジに耐えられるチームはないとしながらも、対抗できるチームがあるとすれば、それはスパーズだとコメント。自分たちが第1戦の敗因を細かく分析し、素早く修正したように、スパーズも第3戦に向けて同じことをしてくるだろうと予想している。
「彼らは絶対に食らいついてくる。我々と同じように、簡単にはやられないと信じているから。うちのチームに似ていると思うよ。敗れたとしても次の試合では、さらに強くなって戻ってくる」と第3戦の反撃を警戒した。（STATS-AP）
