第2戦での巻き返し狙うヒート、レブロン「インパクト与えたい」
2014-06-08
第2戦での巻き返しを狙うヒート。第1戦では途中交代を強いられたレブロンも意欲を見せている。（写真提供：Getty Images）
マイアミ・ヒートとサンアントニオ・スパーズによるNBAファイナル（7回戦制）第2戦は、現地8日にスパーズの本拠地であるAT＆Tセンターで行われる。黒星スタートとなった2連覇中の王者ヒートは、第2戦での巻き返しに自信を見せている。
リーグ3連覇を狙うヒートは、実は昨季のスパーズとのNBAファイナルも、2012年のオクラホマシティ・サンダーとのNBAファイナルも初戦で黒星を喫している。しかしレブロン加入後は、初戦を落としたシリーズは目下5連勝としており、2連敗スタートを喫したことは今まで一度もない。
第1戦、第4Q途中に脚のけいれんで無念の退場を余儀なくされたレブロンは7日、第2戦の出場に向け練習に復帰。第1戦では会場のAT＆Tセンターの空調設備が故障し、蒸し風呂状態のなかでのプレーを強いられたが、第2戦を前に通常稼働に戻った。そんななかレブロンは、どんな環境であろうとチームの勝利のために自分のできることをやるだけと、気持ちを集中している。
けいれんの再発予防の治療を引き続き受けているレブロンは、「第3Q、第4Qに何が起きるかなど考えることはできない。その瞬間を生きないといけない」とコメント。「また同じことが起ころうとも、チームのために最善を尽くす。コートに立っている間はインパクトを与えられればと思う。それが自分にとって一番重要なことだ」と第2戦での勝利に意気込みを見せた。（STATS-AP）
