スパーズ、NBAファイナル白星発進も気の緩みなし
2014-06-08
サンアントニオ・スパーズは、現地5日に行われたNBAファイナル（7回戦制）第1戦でマイアミ・ヒートを下し、シリーズ白星発進を切った。引き続き地元で行われる8日の第2戦も勝てば、リーグ優勝への中間地点に到達する。
第1戦で勝利したスパーズは、ホームゲーム8連勝を飾り、その全てで得失点差15点以上をマーク。これはNBA記録となるが、スパーズの選手たちは、ヒート相手に1勝リードしただけでは何の意味も持たないことを分かっている。
足首の故障が心配されながらも19得点を挙げ、元気なところを見せた司令塔のトニー・パーカーは7日、「だからこそ、うちのチームは満足することができないんだ。これは昨年と同じシチュエーションで、彼らがここで勝てることは分かっている。とにかく自分たちのゲームをして、次の1勝をもぎ取らなくては。このシリーズのカギを握る試合になると思う」と、第2戦に向けて気持ちを集中した。
白星発進となったスパーズだが、第1戦では5ターンオーバーを記録したティム・ダンカンを筆頭に23回ものターンオーバーを喫し、28点をヒートに献上している。グレッグ・ポポビッチHCに“ポイントガードになりたがっている”と暴露されたダンカンは、司令塔の役割は楽しいとしながらも「5回もターンオーバーをして、その件については考え直すことにした」と語った。（STATS-AP）
