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現地5日から2013-14シーズンのリーグ王者を決めるNBAファイナル(7回戦制)が、いよいよ開幕する。3連覇を狙うイースタン・カンファレンス王者マイアミ・ヒートのビッグスリーの一角、ドウェイン・ウェイドは、2年連続で同一カードとなったサンアントニオ・スパーズとの決戦を楽しみにしていると語った。
ウェイドは、敵地で迎えるNBAファイナル第1戦を翌日に控えた4日、インタビューで「この2つの球団が2年続けてチャンピオンシップを懸けて戦うなんて、すごいことだと思うよ」とスパーズとの再戦を歓迎した。
「昨年は信じられないシリーズで、最終戦までもつれた。我々は、合計得点差がたった5点というシリーズを制したんだ。それだけ両チームに力は均衡していた。今年もまた最高のシリーズになるだろう」と語った。
スポーツ情報提供会社STATSによると、昨年のNBAファイナルはシリーズ7戦を通じ、合計得点でスパーズが684対679とヒートを5点上回り、同点47回、リードチェンジが42回だった。
レブロン・ジェイムスは「このデータを見れば分かるけど、ほとんど互角だ。お互いにリーグチャンピオンになるために最善を尽くした。うちのチームは、相手よりも1つか2つ多くプレーを決めて勝つことができただけだ」とコメント。続けて、「去年のことは去年のこと。今年のトロフィーは、まだ誰のものでもない」と、タイトル獲得に向け気持ちを集中した。
1984-87シーズンのボストン・セルティックス以来の4年連続ファイナル進出を果たしたヒートは、今年のNBAファイナルを制すると、10年以上前のロサンゼルス・レイカーズ以来の3連覇達成となる。(STATS-AP)