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ヒューストン・ロケッツが、フォワードのチャンドラー・パーソンズ(25)の4年目のチームオプションを行使せず、同選手を今オフの制限付きフリーエージェント(FA)にする方針であることがリーグ関係者の話で分かった。米国の大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』が伝えた。
ロケッツは、契約最終年となる2014-15シーズンのオプション(96万ドル=約9900万円)を保持しているが、同サイトによると、パーソンズが来夏に完全FAになるのを回避したい考え。チームは7月にパーソンズを制限付きFAにし、他球団からのオファーシートにマッチすることで、優先的に長期契約を結ぶことができる。
ロケッツは、6月30日の期限までに正式にオプションを破棄しなければならない。
リーグ関係者によれば、ロケッツは今夏、ドワイト・ハワードとジェイムス・ハーデンに続く第3のマックス契約レベルの大物FAの獲得を狙っており、パーソンズを制限FAにすることで、サラリーキャップに必要な空きを作りたいのだという。
ターゲットは、今夏に契約オプションを破棄しFAになる可能性のあるマイアミ・ヒートのレブロン・ジェイムスやクリス・ボッシュ、ニューヨーク・ニックスのカーメロ・アンソニー、ダラス・マーベリックスのダーク・ノビツキーなど。ミネソタ・ティンバーウルブズのケビン・ラブのトレードも狙っており、パーソンズとのサイン&トレードの可能性もあるとのこと。
またロケッツは、大物FAを獲得した後で、パーソンズとマックスレベル以下での再契約を結びたい考えだという。
2011年ドラフトの2巡目指名でロケッツ入りしたパーソンズは、活躍のわりにリーグで最も年俸が低い選手の一人。2013-14シーズンは、平均16.6得点、5.5リバウンドでチームに貢献した。