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インディアナ・ペイサーズのラリー・バード球団社長は現地2日、今夏にフリーエージェントになるランス・スティーブンソン(23)との再契約を望んでいると語った。
バード球団社長は、2010年ドラフトで自らが2巡目指名したスティーブンソンについて、「彼は自分が望むレベルまで成長できる選手だと思っている。チームに戻ってきてもらいたい。可能なのであれば、あのような才能ある選手を簡単に手放してはいけない」と語った。
スティーブンソンに思い入れがあるバード球団社長だが、マイアミ・ヒートとのイースタン・カンファレンス決勝(7回戦制)でのレブロン・ジェイムスに対するトラッシュトークや第5戦での耳に息を吹き掛ける行為など、執ような挑発については不快感を示している。
「第5戦のあの行為には非常にがっかりした。ポール・ジョージが多くのビッグショットを決めたのに、試合後はくだらないことに話題が集中した。ペイサーズはあんなチームではない。プロ意識を欠いた行為だ」と苦言を呈した。
バード球団社長は、すでにフランク・ヴォーゲルHCの続投を決断しており、ロースターの大規模なてこ入れも行う予定はないとしている。しかし、一方でトレードのオファーがあれば、耳を傾けることも認めている。
スティーブンソンの去就については「最終的には本人次第だが、成熟すれば、彼は絶対的なプレーヤーになれる」と引き止めに意欲をみせている。(STATS-AP)