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オクラホマシティ・サンダーは、現地5月31日に行なわれたサンアントニオ・スパーズとのカンファレンスファイナル(7回戦制)の第6戦に107対112で敗戦。シリーズ成績を2勝4敗とされてファイナル進出を逃し、今シーズンの全日程を終えた。試合後、サンダーの選手一同が引き上げるなか、NBA17年のキャリアに終止符を打つ可能性があるデレック・フィッシャー(39)ただ一人が、コートに残っていた。
フィッシャーは「現状は理解している。選手としてコートから立ち去るのは、これが最後になるかもしれないということは分かっている」とコメント。今季限りでの現役引退を示唆した。同選手については、古巣のロサンゼルス・レイカーズとニューヨーク・ニックスが、来季のHC候補としてリストアップしているとも言われている。
フィッシャーは「今は多くの感情が交錯している。可能な限り早く、次の最高の1歩を踏み出すつもりだ」と、今後について語った。
1996年に全体24位指名でNBA入りしたフィッシャーは、オールスター選出の経験はないものの、レイカーズで5度のリーグ優勝を経験。レギュラーシーズン1287試合、プレーオフではリーグ記録の255試合に出場し、勝負どころで多くのシュートを成功させ、チームを勝利に導いてきた。(STATS-AP)