4年連続イースト王者のヒート、トレーニングキャンプからNBAファイナルに照準
2014-06-01
現地30日のイースタン・カンファレンス決勝（7回戦制）第6戦でインディアナ・ペイサーズを下し、4年連続のNBAファイナル決勝進出という快挙を成し遂げたマイアミ・ヒート。エリック・スポールストラHCは、NBAファイナルへの道は9月のトレーニングキャンプから始まっていたと語った。
昨年9月にカリブ海のバハマで行われたトレーニングキャンプで、スポールストラHCは、チームの勝者としての遺産をさらに増やしていくことと、4年連続でNBAファイナルに進出することがいかに困難なことかを選手たちに説いたという。
「以来、そのことについては触れていない」と語っているが、トレーニングキャンプ初日からNBAファイナルを見据えた雰囲気がチーム内で作り出され、それが今でも続いている。
レギュラーシーズンはペイサーズに第1シードを譲ったものの、プレーオフでは12勝3敗と順調な勝ち上がり。ホームでは負けなしの8勝0敗と、圧倒的な強さを見せている。
ロードでも15シリーズ連続で勝利を挙げている。ただし、31日にウェスタン・カンファレンス優勝を決めたサンアントニオ・スパーズがプレーオフを通じたホームコートアドバンテージを持っており、NBAファイナルを制するためには、このロード連勝を伸ばす必要がある。
クリス・ボッシュは「勝つチャンスがあるということは、常にスペシャルなこと。自分たちはシーズン初日から、勝つのが当たり前だとは思わないと言ってきた。長いシーズンだが、もし我々が一致団結してやるべきことをやれば報われる。ここで満足はしていないよ。あと2週間後にそれを感じたい」と意気込みを語った。（STATS-AP）
