L.スティーブンソンに撹乱されたヒート、4年連続ファイナルに向け「頭クリアに」
2014-05-30
4年連続NBAファイナル進出にあと1勝と迫っているマイアミ・ヒートは現地29日、翌日に地元で行われるインディアナ・ペイサーズとのイースタン・カンファレンス決勝（7回戦制）第6戦に備え、チーム練習を行った。
ロード戦の翌日にチーム練習を行うことなど滅多にないヒートのエリック・スポールストラHCだが、この日はコート上の課題を解決するためではなく、フラストレーションを解消するために選手たちに招集をかけた。
敵地で敗れて3勝2敗とされ、NBAファイナル進出決定がお預けとなった28日の第5戦では、ペイサーズのランス・スティーブンソンがあの手この手でヒートを挑発。レブロン・ジェイムスの耳に息を吹き掛けたり、チームの輪の中に入ってきてちょっかいを出したり、フロッピングをしたりと、目に余る行為が続いた。
スポールストラHCは「頭をクリアにしなければいけなかった。このフラストレーションを明日に持ち越すわけにはいかないと思った」と語った。
プレーオフでは昨季からホーム10連勝中のヒートは、第6戦に勝利すれば、3年連続でペイサーズとのシリーズを制することになる。
第5戦の試合終了間際に、決めれば勝ち越しのスリーポイントシュートを外したクリス・ボッシュは「第6戦だが、我々にとっては第7戦だ」と、この試合での決着に向け気合を入れている。（STATS-AP）
