ヒートのS.バティエー、選手による投票で最高のチームメートに選出
マイアミ・ヒートのフォワード、シェーン・バティエーが現地24日、献身的なプレーやリーダーシップなど、他の選手の模範となった選手に贈られるトゥィマン-ストークス・チームメート・オブ・ザ・イヤーを受賞した。子供に教育やリーダーシップの機会を与えることを目的としたバティエー・テイク・チャージ基金に、NBAから2万5000ドル（約255万円）が寄付される。米国の大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』が伝えた。
バティエーは、NBA選手による投票で67票の1位票を獲得。2位はシャーロット・ホーネッツ（前ボブキャッツ）のアル・ジェファーソン、3位はダラス・マーベリックスのダーク・ノビツキーが選ばれた。なお、選手たちは同じチームの候補者には投票ができない。
バティエーは、「ロッカールームの仲間は私に投票できなかったが、もし可能だったら、私に投票していたと思う。彼らが大好きだし、感謝している。常にロッカールームとチームをより良くしようと思って行動している。そのことを仲間が分かっていてくれたらうれしい」と、受賞の喜びを語った。
13シーズン目となった今季終了後に引退するとみられているバティエーは、リーグ優勝2回、NBAオールディフェンシブチームに2度選ばれた実績を持つ。また過去に5回、ディビジョンのスポーツマンシップ賞に選ばれた。
トゥィマン-ストークス・チームメート・オブ・ザ・イヤーは昨季新設された賞で、チャウンシー・ビラップス（デトロイト・ピストンズ）が初代受賞者。1957-1958シーズン最終戦で頭部を負傷し半身不随となったモーリス・ストークス氏と、ストークス氏の法的保護者となり、亡くなるまで世話を続けたチームメートのジャック・トゥイマン氏の両殿堂入りプレーヤーにちなんで名付けられた。
