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ヒート、終盤の猛攻でペイサーズに快勝し2勝1敗
2014-05-25
ウェイドとレブロン
ともに20得点オーバーの活躍を見せたヒートのD.ウェイド(左)、レブロン。(写真提供:Getty Images)

 現地24日にマイアミで行われたインディアナ・ペイサーズ対マイアミ・ヒートのイースタン・カンファレンス決勝(7回戦制)第3戦は、レブロン・ジェイムスが26得点、ドウェイン・ウェイドが23得点を挙げ、ヒートが99対87で快勝。2連勝を飾り、シリーズを2勝1敗とリードした。

 ヒートは、試合開始から10本中8本のフィールドゴール(FG)失敗とスタートで出遅れ、前半に15点ビハインドを背負った。しかし徐々にエンジンがかかり、次のFGは31本中21本に成功。第3Q残り7分半には8点連取を締めくくるレブロンのダンクで52対51とし、この試合初のリードを奪った。

 そこからリードチェンジ9回と一進一退の攻防となったが、第3Q終盤にヒートのトップ2プレーヤーが奮起。レブロンが第3Q残り1分21秒にスリーポイントシュートを決め67対63と4点リードにすると、残り1.4秒にはウェイドもスリーを沈め、71対64とリードを拡大し第4Qを迎えた。

 食い下がるペイサーズに76対74と迫られたが、レイ・アレンが直後にスリーを沈めて敵を寄せ付けず。さらにアレンは、ラスト約6分間で3本のスリーに成功。最後の長距離砲で15点リードとし、勝負の行方を決めた。アレンは16点で勝利に貢献した。

 ペイサーズは、第2戦で脳振とうを起こしたポール・ジョージが13本中5本のFG成功で17得点、ロイ・ヒバートは16得点、デイビッド・ウェストが13得点、ランス・スティーブンソンが10得点をマーク。第1Qはヒートのターンオーバーに乗じて9得点を挙げ19対5と好スタートを切ったが、終盤にヒートの攻撃を止められなかった。

 26日の第4戦もヒートの本拠地で行われる。(STATS-AP)

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