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マイアミ・ヒートのスーパースター、レブロン・ジェイムスは現地23日、黒人への人種差別発言でリーグから永久追放されたクリッパーズのドナルド・スターリング氏を含め、人種差別的な思考を持つ他のオーナーや選手に対し、“その考えは胸の中にとどめておくように”とのメッセージを述べた。米国の大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』が伝えた。
レブロンは「チームのオーナーや選手は、この巨大なリーグの顔だ。NBAやNFL、MLBの顔は、どのブランドの顔よりも大きい。人種差別発言を心の中で言うのは勝手だが、公にしてはいけない」と語った。
報道によると、球団の強制売却についてスターリング氏は、妻のシェリーさんに交渉の許可を与えることで合意。しかしリーグは23日、6月3日に聴聞会を開き、スターリング氏のオーナー権解除に向けた投票を行うことに変更はないと述べた。
スターリング氏の人種差別発言に対し、最も非難の声を上げている選手の1人がレブロンで、この日も、スターリング氏は“リーグの一部であってはならない”と改めて強調。「早く決着してほしい。オーナーも選手も、NBAに関わるすべての人たちも、早く終わってほしいと願っている。早期に解決すれば、その分早く前に進める」と事態の早期収束を求めた。