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グリズリーズがフロント改革、CEOと選手人事責任者を解任
2014-05-20

 メンフィス・グリズリーズは現地19日、今オフのフロント改革として、チームCEOのジェイソン・レヴィーン氏と選手人事責任者のスチュー・ラッシュ氏との決別を発表した。

 クリス・ウォレスGMが、暫定的にバスケットボールオペレーションの指揮を執る見通し。最高執行責任者のジェイソン・ウェクスラー氏は現在のポジションにとどまる。

 筆頭オーナーのロバート・ペラ氏は同日、レヴィーン氏に対し感謝の意を表すとともに「この偉大な街に優勝をもたらすため、引き続き尽力していくつもりですのでご安心ください。新たなシーズンを迎えるにときには、ロスターと球団の方向性の両方で、ファンを喜ばせる自信があります」と述べた。

 レヴィーン氏は、2012年11月にグリズリーズのCEOに就任。ラッシュ氏の選手人事責任者への起用や、元ESPNライターのジョン・ホリンガー氏をバスケットボールオペレーション部門の副球団社長に据えたことが代表的な仕事となる。

 就任1年目は、チームは球団史上初めてウェスタン・カンファレンス決勝に進出。デビッド・ジョーガーHCを迎えた2年目は、レギュラーシーズン終盤の踏ん張りで第7シードを獲得し4年連続プレーオフ進出を決めたが、1回戦でオクラホマシティ・サンダーに敗れた。

 グリズリーズは、今オフに大きな決断を控えている。ザック・ランドルフは、来季の契約が1600万ドル(16億2000万円)以上のプレーヤーオプション、マーク・ガソルは契約があと2シーズン残っている。(STATS-AP)

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