ウェストPOカンファレンス決勝プレビュー／スパーズ、サンダーS.イバカ欠場も油断なし
2014-05-19
現地19日、ウェスタン・カンファレンス第1シードのサンアントニオ・スパーズと第2シードのオクラホマシティ・サンダーが、スパーズのホームでカンファレンス決勝（7回戦制）の第1戦を行う。
レギュラーシーズンの対戦成績は、4勝0敗とサンダーが全勝している。しかし、サンダーでは先日、守備の要であるサージ・イバカが、負傷により残りプレーオフ試合を欠場することが決定した。それでも、スパーズのマヌ・ジノビリは「そのようなシチュエーションであっても、決して油断することはない。相手は、うちが今年勝てていないチームなのだから」と警戒を示した。
イバカの代役には、ルーキーのスティーブン・アダムスかベテランのニック・コリソンが起用されると見られているが、サンダーのスコット・ブルックスHCは誰を先発起用するかは明かしていない。
一方のスパーズも、32歳のベテランガード、トニー・パーカーが左ハムストリングを痛めており、サンダーのラッセル・ウェストブルック、レジー・ジャクソンといった若い有力選手とのマッチアップに不安を残している。
そして今季MVPに輝いたケビン・デュラントは、このプレーオフで平均31.4得点、9.5リバウンドをマーク。マッチアップが予想されるスパーズのカウィ・レナードについて、ブルックスHCは将来のオールスターが約束されている選手であると警戒。また、スパーズ側も、ジノビリが「彼がチームにいて良かった」と語るなど、レナードのデュラントへの対応能力には自信を見せている。（STATS-AP）
