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オクラホマシティ・サンダーは現地17日、19日に初戦を迎えるサンアントニオ・スパーズとのウェスタン・カンファレンス決勝(7回戦制)に向け、チーム練習を行った。
サンダーでは前日、ロサンゼルス・クリッパーズとのカンファレンス準決勝第6戦で左ふくらはぎを痛めたNBA屈指のショットブロッカー、サージ・イバカのプレーオフ絶望が濃厚であることが判明。守護神不在で今後のシリーズを戦うことになったが、チームは引き続き一丸となってプレーすることで乗り切れると自信を見せている。
シーズンMVPのケビン・デュラントは、練習後、「イバカの離脱は、チームにとっても、イバカ本人にとっても不運なことだよ」とコメント。「彼は試合が大好きなのに、プレーオフというシーズンのピークに、ベンチに座っていないといけないんだ。でも、このリーグではよくあることだ。誰も僕らに同情などしない。僕らはパニックにならない。今までどおり、チームが一つになってやるべきことをやる」と語り、目の前の戦いに集中している。
今季のイバカは、キャリアハイの平均15.1得点と8.8リバウンドをマーク、ブロック(219)では4年連続でリーグトップという最高のシーズンを送った。チームは、このイバカと同じ活躍を他の選手に期待することはないという。
ラッセル・ウェストブルックは「僕らは、チームディフェンスでいくつもりさ。ブロックショットやサージがやってきたことを自分たちもやらなくては、とは思わない。だって、あんなこと誰もできないからね」と語った。
スコット・ブルックスHCは、イバカの穴埋めについて考えを明かさなかったが、過去の例を元にすると、新人センターのスティーブン・アダムスとベテラン・フォワードのニック・コリソンが起用されると見られる。(STATS-AP)