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ニューヨーク・ニックスのフィル・ジャクソン球団社長が、ポイントガードのレイモンド・フェンルトンに対し、今オフにトレードする見通しであることを伝えていたことが分かった。リーグ関係者の話として米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトが報じた。
フェルトンは、4年総額1500万ドル(約15億2000万ドル)の契約があと2年(最終年はプレーヤーオプション)残っており、引き取り先を見つけるのに苦労することが予想される。しかし、同サイトによると、ジャクソン球団社長は先月のシーズン最後の面談で、同選手が絡むトレードの可能性を模索すると通知したという。
今季のフェルトンはケガに悩まされ、17試合を欠場。健康なときでもパフォーマンスにむらが見られ、キャリア最低の平均9.7得点、フィールドゴール(FG)成功率も39.5%にとどまった。またニックスの対戦相手のポイントガードの平均得点が22.7得点と、守備にも難があった。チームもわずか37勝しか挙げられず、4年ぶりにプレーオフを逃した。
そしてフェルトンはコート外でも、2月下旬に銃不法所持で逮捕されるなど、不甲斐ないシーズンを過ごした。