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ロサンゼルス・クリッパーズのオーナー、ドナルド・スターリング氏の弁護士が、人種差別発言により命じられた罰金250万ドル(約2億5000万円)の支払を同氏が拒否する意向であることを、書面でリーグに通達したことが分かった。
第一報を伝えた米スポーツ専門雑誌『スポーツ・イラストレイテッド』のウェブサイトによると、文書は、反トラスト法弁護士として著名なマックスウェル・ブレチャー氏から、NBA上級副社長で法律顧問のリック・ブキャナン氏に送られた。
ブレチャー氏は文書を送ったことについては認めたが、内容については語ろうとせず。しかし報道によると、スターリング氏には罰金を支払う意思がないことが書面で伝えられ、その理由として、処分は公正な手続きを受ける権利を侵害していることが挙げられた。また、この問題には「司法的な判断が下されるだろう」とも書かれていたという。
NBAコミッショナーのアダム・シルバー氏は、先月下旬に人種差別的発言が明るみとなったスターリング氏に対し、リーグ追放を罰金処分を言い渡した。またシルバー氏は、クリッパーズを強制売却させるよう、他の29球団のオーナーに働きかけている。(STATS-AP)