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現地16日に各地で行われたカンファレンス準決勝(7回戦制)でオクラホマシティ・サンダーとインディアナ・ペイサーズがそれぞれ勝利。イースタン・ウェスタンともにカンファレンス決勝に進出するチームが出そろった。
プレーオフ1回戦は第7戦までもつれるカードが続出し、波乱含みのスタートとなったが、蓋を開けてみれば、東西のトップ2シードが順当に決勝に進出した。
18日からのイースタン・カンファレンス決勝では、3連覇を狙う第2シードのマイアミ・ヒートと、苦しみながら勝ち上がってきた第1シードのインディアナ・ペイサーズが2年連続で激突。
19日からのウェスタン・カンファレンス決勝では、1回戦突破に7戦を要したものの、カンファレンス準決勝を余裕で勝ち上がった第1シードのサンアントニオ・スパーズと、1回戦は7戦、カンファレンス準決勝では6戦を戦ったサンダーが、2年ぶりに西の頂点をかけ争う。
レギュラーシーズンにサンダーに4戦全敗で敗れているスパーズのグレッグ・ポポビッチHCは「カンファレンス決勝では、選手たちは奮起し、よりよいパフォーマンスをするものだ。全員がハッスルし情熱を持ってプレーをする。48分の間、ポゼッションを無駄にせず、ディフェンスでは全員が意思疎通を計ることが大切。両チームにとって言えることだが、どちらのチームがそれを48分間よりよく遂行できるかだ」と語った。
一方、MVP4回のレブロン・ジェイムス擁するヒートは、3年連続のリーグ制覇を見据えている。2月のオールスターウイークエンドにペイサーズのフランク・ヴォーゲルHCに「5月に会いましょう」と伝え、昨年のカンファレンス決勝のリマッチを心待ちにしていたレブロンは「イースタン・カンファレンス最強の2チームが勝ち残った。どちらもハイレベルな守備をし、ボールを回してゴール下に入ってくる。そして両チームともに勝利を渇望している」とコメント。
ペイサーズは、ここまでの2つのシリーズで、いずれもホームコートアドバンテージを失っているが、レブロンは、今までのことは関係がないとし「18日に対戦するペイサーズが、ホームで苦戦していたチームと同じだと思わない」と気を引き締めている。(STATS-AP)