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ゴールデンステイト・ウォリーアーズが、米ケーブルテレビ局『TNT』解説者のスティーブ・カー氏と、新HC就任について2500万ドル(約25億5000万円)の5年間契約で合意したことがカー氏の代理人の話で分かった。
チームも現地14日、合意について認め、契約完了後に就任記者会見を開く予定だと述べた。カー氏は、今月6日に2年連続プレーオフ進出を果たすも、フロント陣との不和により解雇されたマーク・ジャクソン前HCの後任となる。
シカゴ・ブルズ時代の恩師フィル・ジャクソン氏が3月にニューヨーク・ニックスの球団社長に就任して以来、同球団と監督のポジションについて交渉を進めていたカー氏だが、最終的にウォリアーズを選択。カー氏は「あらゆる観点からそれが正しい決断だと感じた」とコメントした。
また、娘が本拠地近くにあるカリフォルニア大学バークレ校のバレーボール選手で、長男がサンディエゴの大学生、一番小さい息子が高校2年生だと話し、家庭の事情も地元カリフォルニア州のチームを選んだ要因となったことを示唆した。
現役時代にブルズで3回、グレッグ・ポポビッチHC率いるサンアントニオ・スパーズでさらに2回のリーグ制覇を経験しているカー氏は、引退後はフェニックス・サンズで2010年まで3シーズンにわたりGMを務めた。ジャクソン前HCと同様、これまでコーチ経験は全くない。(STATS-AP)