第4戦逆転負けのサンダー、K.デュラントが巻き返しに意欲
2014-05-13
現地11日に行われたロサンゼルス・クリッパーズとのウェスタン・カンファレンス準決勝（7回戦制）第4戦で、残り10分で16点のリードを引っくり返され逆転負けを喫したオクラホマシティ・サンダー。この結果、3勝1敗のシリーズ王手を目前で逃し、2勝2敗のタイに戻されたが、エースのケビン・デュラントはホームに戻って迎える13日の第5戦に向け意欲を示した。
第4戦で悔しい逆転負けを喫したサンダーの主砲、今季MVPのデュラントは「相手に勝利を与えてしまった。ついていなかったが、ホームでの試合を2勝2敗で迎えられる。試合を楽しみにしている」と、コメントした。
サンダーが勝利する上でカギとなるのは、サポーティングキャストの活躍だ。デュラントとラッセル・ウェストブルックのチームの二枚看板は、シリーズを通じて躍動しており、第4戦でもデュラントが40得点、ウェストブルックが27得点をマーク。しかし、この他に2桁得点を挙げた選手はおらず、黒星を喫した第1戦も同様に援護がなかった。
デュラントは、チームメートがよりよいポジションでオフェンスに絡めるように、自身がボールを動かし続ける必要があるとし、「僕がみんなを助けなくてはいけない。もっとボールをしっかりキャッチしたり、ダブルチームの状態からもっといいパスを出したり、もっとボールに強くならないといけない」と、強い責任感を見せ、今後の改善を誓った。
